【完】★☆恋愛パスポート☆★
第18章 2回目の消費期限日
【消費期限日】


私は大原駅で、朝の11時に猛を待っていた。

これが最後のデートになるかもしれない・・・そう覚悟も心のどこかでしていた。

だから思いっきり楽しもうと思っていた。


ところが、いつも時間に正確な猛がなかなか来ない。

私は、珍しいなと思い、電話をかけた。

「もしもし、猛、どうした?」

「あっ、奈々ごめん・・・・寝てた・・・頭痛くて・・・熱もあるんだ。」

「えっ、大丈夫?私そっち行こうか?」

「ああ~助けてくれ・・・・全身だるいんだ・・・」

「わかった。すぐ行くから・・・・」


私は、慌てて電車に乗り、猛の家の近くの駅に着いた。

心配だな・・・薬買っていこう・・・・




そして私は、猛の家に着いた。
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