【完】★☆恋愛パスポート☆★
お母さんと一緒に電車に乗り、無事に旭丘駅に着いた。

駅からは、たくさんの親子が、旭丘高校へ向かっている。


私は、【恋愛パスポート】は、カバンの中に入れ、何度も落としたり忘れたりしてないか、

確認をしていた。



そして高校へ到着。

お決まりのクラス発表。

残念ながら、同じ中学から出身の生徒は、今年度はいなかった。

親友の桃華も別の高校。


「あ~あった。1年3組だ・・・・・担任の名前も、もうそこに書いてあった。

「高橋律子・・・・だって」奈々はそういうと、お母さんと別れた。


そして、私は教室へ一人で入っていった。

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