【完】★☆恋愛パスポート☆★
【放課後】


私は、部室に行くことをためらっていた。

なぜなら、ようやく、私の耳にも奈優先輩が、レズであるという噂が流れてきたからだ。

もし、そんなんで、奈優先輩と付き合ったら、

私は、学校中の人にどう思われるんだろう?


すると

「奈々、迎えに来たよ。」奈優先輩が教室に入ってきた。

「部室行こう。」

「あ~先輩、今日は私帰ります。」

「えっ、なんで?朝のことは気にしちゃダメだよ。

さあ、行こう。」

そういうと、奈優先輩は私のカバンを持って、手をひっぱっていった。




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