【完】★☆恋愛パスポート☆★
第8章 新たな決断
次の日、

奈優は、旭丘駅で、私を待っていなかった。

いつもの「奈々、奈々、おはよう!」その姿はなかった。

私は、とても悲しくなった。



奈優も私も昨日はひどく落ち込んでいたし、

これからどうするか、全く話をしていない。


私は、奈優ときちんと話したいと思った。


なぜなら、私たちが通う進学校で、奈優は、成績も常に学年で5番以内の成績をとっている。

学校としては、そんな奈優に男ならともかく、女に溺れて欲しいくないのは、当然な気もする。

奈優の大学進学の邪魔をできない。



私は、奈優の幸せを考えた。レズは治らなくても、勉強の邪魔はしたくない。

医学部を目指して勉強してる奈優の邪魔はしたくない。
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