【完】★☆恋愛パスポート☆★
そうして、私は和真に家まで送ってもらっていた。


すると、初めて和真が私にkissをした場所で、和真は歩くのを止めた。


「奈々、今日はありがとう。」そう言うと和真は、私の唇に自分の唇を優しく重ねた。


長いよ・・・恥ずかしいよ・・・私は心の中でそう思っていた。


やがて、和真は、唇を離し、いきなり私のほっぺたを両腕でつまんだ。

「やわらかいな。奈々、お前よく見ると、かわいいな。」和真は笑いながら言った。

「なにそれ、今まではどう思ってたの?そりゃあ、私は奈優みたいに、美人じゃないけど・・・」

「あははっ、じゃあまたな。」そう言い残し和真は帰って行った。





その後ろ姿を見て、私は、せつなくなった。



あと1ヶ月後、私たちはどうなるのだろう・・・・・・・・・・・・・・
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