【完】★☆恋愛パスポート☆★
そこへ、和真がやってきた。

「おい、奈優、元気出せ。しかたないだろ。」

「奈々、今日はもう帰っていいぞ。奈優とshopping
でも行って来い。」


相変わらず、和真は優しい。


「うん、奈優、そうしよう!気分転換にもなるし・・・・」

「う・・・う・・・うん、そうしようかな。」

奈優はちょっぴり笑顔になって答えた。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私たちは、旭丘駅の駅ビルで、shoppingを楽しんだ。

「あっ、そうそう、和真に何か買ってもらった?」

奈優が聞いた。

「そういえば・・・・ないや・・・デート代は一度も払ったことないけど・・・」

「和真はまだまだだな、女心分かってない。」

「いいよ、大丈夫だもん愛をもらってるから。うふっ。

あっなら、そうだ。

3人、おそろいの何か買おうよ。」と私は言った。

「3人?いいの?奈々。」

「友情の証、買おうよ。」



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