Blue sky ~ 記憶 ~
故郷
学校祭も無事平和(?)に終わり、やっと一段落した。
 
 
しかし、俺の生活は慌ただしい。
 
 
突然、親父達が
 
「ばあちゃん家に行くから是奇も着いてこい。」
 
 
…ということを言ってきた。
 
 
 
学校があると言って断ったけど、既に遅かった。
 
 
親父は学校に、一週間の間用事で休むという電話をしていたのだった。
 
 
 
「…勝手なことを……。」
 
 
 
 
 
そして今は、ばあちゃん家に行く車の中だ。
 
 
 
……あー、車酔いしてきた。
 
…気持ち悪い。
 
 
あと何時間かかるんだよ…!
 
 
 
 
「…あ、ここって……」
 
 
俺は外の景色を見た。
 
 
確か、小さいときに遊んだ記憶がある。
 
 
 
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