Blue sky ~ 記憶 ~
少女はまた、独りになってしまいました。
 
 
慣れていたはずの生活が、とても孤独に感じました。
 
 
 
 
そんな中突然、少年が再び少女の前に現れたのです。
 
 
 
少女は驚き戸惑いました。
 
けれども、心のどこかで喜んでいる自分がいました。
 
 
 
そして、少年は少女に向かってこう言ったのです。
 
 
 
『僕の一番の不幸は、君が僕の傍に居ないことだ。
 
僕はどうなっても構わない。
 
だから、これからも僕の傍に居てくれ。』
 
 
 
その少年の言葉に対して、少女は答えました。
 
 
 
『私もあなたの傍に居たい。』
 
 
 
二人は強い絆で…
愛で結ばれたのでした。
 
 
これから起こる不幸も知らずに。
 
 
 
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