Blue sky ~ 記憶 ~
「…暇だ……。」
 
 
昨日は隼斗達の面倒を見ていたから、それほど暇じゃなかった。
 
むしろ忙しかった。
 
 
今日は何をしようかな……。
 
 
 
「…あ……!」
 
 
そういえば俺は、この近所を散歩しようと思っていたんだった。
 
 
でも結局、隼斗達の面倒を見ることになって行けなかった。
 
 
 
「…よし、決めた!」
 
 
今日は、散歩をすることにした。
 
 
 
 
 
昼飯を食べ、ばあちゃんに散歩に行ってくると告げると、俺は家を出た。
 
 
 
「さて、どこに行くかな。」
 
 
俺は左右を見た。
 
 
…どっちの道に進むべきか。
 
 
 
「…こっちで良いか。」
 
 
そう言うと俺は、左の道に進んだ。
 
 
 
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