Blue sky ~ 記憶 ~
「いつまで居るんだね?」
 
 
「…明日に帰る予定。」
 
 
 
「明日!?せっかく久しぶりに会えたのに…。」
 
 
おばちゃんは、目を丸くして驚き、残念そうに言った。
 
 
「また近い内に来るよ。」
 
 
俺がそう言うと、おばちゃんは喜んで言った。
 
 
「そうかい。来た時には、いつでもここに寄っておくれよ。」
 
 
 
「あぁ、そうするよ。」
 
 
 
 
 
俺はその後も何十分か、おばちゃんと話をした。
 
 
俺は、お菓子が詰め込んである買い物袋を持って店を出た。
 
 
 
 
「次は何しようかな…。」
 
 
 
そう思い、俺の頭に浮かんだのはある一つの川だった。
 
 
 
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