Blue sky ~ 記憶 ~
その次の日の朝、俺は犬の吠える声で目を覚ました。
 
 
 
「…ったく、もう朝かよ……。」
 
 
俺はベッドから起き上がり、床に足をついた。
 
 
 
ドゴッ!
 
 
 
「…あれ……?」
 
 
 
…どうなってるんだ?
 
 
俺の目の前には天井があった。
 
 
 
何で俺、転んでるんだろ。
 
 
俺は床に手をつき、起き上がった。
 
 
「…こんなことで時間使ってる場合じゃねぇ。」
 
 
 
俺は立ち上がろうとした。
 
 
 
「………!?」
 
 
 
右足の感覚がない……。
 
 
 
嘘だろ……?
 
 
まるであの物語と同じじゃねぇか…。
 
 
 
どういうことだよ…。
 
 
 
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