Blue sky ~ 記憶 ~
華音へ
この手紙を華音が読んでる頃には
俺はもう華音の前から消え去っているだろう。
華音のことだから、きっと責任を感じているだろう。
でも、これは俺が自分で選んだ結果だ。
だから、あんまり自分を責めんなよ?
それに、俺は本当に幸せだった。
華音に出逢えて良かった。
初めて、俺は誰かを心から愛した気がする。
この気持ちだけは、永遠に変わらないと思った。
こんな気持ちを知ることができたのは、全て華音のおかげだ。
ありがとう。
俺が居なくなったこの時だからこそ、華音に渡したいものがある。
いつもの場所の、大きな木の近くにそれがある。
最初で最期の、俺からのプレゼントだ。
是奇
この手紙を華音が読んでる頃には
俺はもう華音の前から消え去っているだろう。
華音のことだから、きっと責任を感じているだろう。
でも、これは俺が自分で選んだ結果だ。
だから、あんまり自分を責めんなよ?
それに、俺は本当に幸せだった。
華音に出逢えて良かった。
初めて、俺は誰かを心から愛した気がする。
この気持ちだけは、永遠に変わらないと思った。
こんな気持ちを知ることができたのは、全て華音のおかげだ。
ありがとう。
俺が居なくなったこの時だからこそ、華音に渡したいものがある。
いつもの場所の、大きな木の近くにそれがある。
最初で最期の、俺からのプレゼントだ。
是奇