Blue sky ~ 記憶 ~
「あんたには関係ない」
 
さっきの俺の質問を、切り捨てるかの様にして華音は言う。
 
 
「まぁ、確かに関係ねぇけどさ‥」
 
「これ以上‥‥あたしのことに首を突っ込むな」
 
 
それだけ言うと、華音は去って行った。
 
 
「‥誰も首なんか突っ込まねえっつうの」
 
 
 
‥‥そうだ。
 
別にあいつに構う理由なんて、俺にはない。
 
 
もう構わないことにしよ‥。
 
 
 
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