Blue sky ~ 記憶 ~
高橋の手に簡単に引っ掛かりやがった…。
 
 
 
「でも、さすがに男女でメイド喫茶となると人数多すぎない?」
 
「だよねー。」
 
 
「やっぱりちょっと無理じゃない?」
 
 
 
何か分からないけど、良い方向に向かってる…!
 
 
このまま、男子のメイドを無しにする方向に進んでくれ!
 
 
 
「じゃあ女子のメイドなくせば?」
 
 
華音が無表情で言った。
 
 
 
「私、メイド服恥ずかしいし…黒川さんの意見に賛成する!」
 
「私もスカート丈短いのは嫌だし…。」
 
 
 
あれ…
何か方向が違うような気が…。
 
 
 
「じゃあ今回の学校祭のクラスの出し物は、男子のメイド喫茶に決定ー!」
 
 
 
は!?
 
 
「じゃあ女子はどうするんだよ!?」
 
 
俺はすかさず聞いた。
 
 
 
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