トキモライ



100歳まで生きて、死ぬことが美しく、カッコいいと思っていたから。


いや、違うかもしれない。
ただ単純に、死ぬのが怖かったのかもしれない。

大好きなお父さんの死。



それが、私にも辛い出来ごとだったから。


……でも、私は今、死ぬことなんか恐れてはいない。



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