君のお隣



なぜか今体育館裏にいる私。



なんか体育館裏って怪しくない?



よくドラマとか小説であるような‥



「じゃ、単刀直入に聞くわ」


急に相澤さんが口を開いたから私は少しビックリした。



「う、うん。なに‥?」


大体内容は分かってるけど‥



「あんた、颯太くんの何」



やっぱり‥‥ん?てゆうか相澤さんキャラ違くない?



「前から思ってたんだけど、颯太くんの回りにいんの止めてくれない?」



「そんなっ、私は別に颯ちゃんの回りになんかいないんだけど」



「は?幼なじみだからって隣にいれるとか、まじムカつくんだよね」


それは‥
確かに幼なじみってゆう立場は利用してたけど、朝しか一緒にいなかったし‥



私は少し黙っていた。



「はぁ‥あんたさ、はっきり言って颯太くんの隣にいるのには相応しくないの。あんたみたいに可愛くない奴がいると本当迷惑なんだよね」



「‥‥‥」


相澤さんの言葉はズキズキと私の心を痛める。





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