君のお隣



「‥なにしてんの?」



その声とともに後ろから肩に手を置かれて、私は尋常じゃないほど跳ね上がった。



「じゅ、純っ!」



「くくっ‥ビックリしすぎ」



「だっ、だって純いきなり来るんだもん!」



「あ~ごめんごめん」


純はそう言い私の頭をわしゃわしゃ撫でて教室の中に入った。



‥‥純いつも通りだ‥。



私が告白の返事したら、この関係は終わってしまうのかな‥?



初めて出来た男友達だったのに‥



やっぱり純といる時間は楽しい。



その楽しい時間は私が自分で壊すことになっちゃうのかな‥。

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