君のお隣
私は結局サボることになり、また梅川くんと喋っていた。
━━━‥‥ガチャッ
誰かが屋上に入ってきた。
「あ‥颯ちゃん‥」
颯ちゃんも授業をサボったのか、眠そうにしながら屋上に入ってきた。
「愛華がサボるとか珍しいな」
「あー、うん初めて」
と、私は苦笑いした。
「そいつ誰?」
「梅川くんのこと?」
「梅川‥?」
颯ちゃんは怪訝そうに眉を潜めた。
「どーもっ、俺梅川」
と、梅川くんは颯ちゃんに近づきながら言った。