君のお隣



「はは、ごめんごめん。じゃあ帰るな」


梅川くんは私の頭をポンポンして手を下ろした。


「うん!気を付けてねっ」


「さんきゅ。じゃあな‥愛華!」


「じゃあね梅川く…じゃなくて純!」


「おう!」


梅川くんはまた駅の方へ歩いていった。



「ふぅ…私も戻ろうっと‥っ!?」


ふと横を見たら颯ちゃんが立っていた。


「そそそそっそ颯ちゃんっ!いつからいたの!?」


心臓止まるかと思った…!



「今」


あれ?何か不機嫌?






< 57 / 176 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop