君のお隣
「あ、ありがと」
「ん。てかお前顔赤いけど大丈夫か?」
颯ちゃんはそう言うとグイッと顔を近づけてきた。
「ひゃっ‥大丈夫大丈夫!」
そんな近くに来られたら余計顔真っ赤になっちゃうよっ‥!
「そ?ならいーや」
颯ちゃんが洗面所から出た途端、私は座り込んだ。
「び、びっくりした‥」
颯ちゃんの顔が近づいた時、昨日のキスを思い出した。
私は立ち上がり鏡で自分を見る。
「顔真っ赤だ、私‥」
私は顔が覚めるのを待ち、颯ちゃん
いる方へ向かった。