君のお隣
告白なんて無理だよ~…
「愛華、私はずっと愛華の味方だから。大丈夫だよ、愛華なら出来る」
加奈はどこからその自信が出てくるのだろう
「いいじゃん!振られたら振られたで。当たって砕けろ!だよ」
「‥‥わかった」
「え!?まじ!?」
加奈は目を大きくして驚いている。
「まじだよ。ずっとこのままじゃ嫌だし、颯ちゃんに気持ち伝えてみる」
「よし!じゃあ今から行ってきな!」
「い、今から!?もう授業始まってるよ!?」
「大丈夫大丈夫!颯太は授業サボってるから」
加奈はそう言いピースをした。
「じゃあ探してくる‥」
私は立ち上がり髪を整えた。
「いってらっしゃーい!結果報告はいつでもいいからね」
「うん、ありがとう!」
私は加奈にお礼をし屋上を出た。