†危険な女†
少しずつ彼女に打ち付ける腰の速さを速める。
「はぁ、ぅ……」
樹里は切なく顔を歪めた。
「樹里、イキそうか?」
「ん……」
ぽーっと俺を見上げる彼女。
頬がほんのりピンク色に染まっていて、それがまた俺の欲望を駆り立てる。
「樹里…ずっと、俺だけの女でいろよ……」
俺は彼女の耳元でそう囁き、ぐいっと腰を引き寄せた。
「ぁあっ……れ、んっ…!」
体を仰け反らせ、ピンと爪先を伸ばす樹里。
俺はそんな彼女をいつまでも抱き締めていた――…。