高校生ー揺れる関係ー
そのあと、何回か栄一から電話来てたけど、ムカつくから、全部切ってやった。

そして、怒りや不満が済んで、トイレに出たら、また栄一から電話が来た。
さすがにしつこいから、出た。

「何でしょうか?馬鹿栄一君。」

「やっと出たな。
急に切るなよ。」

「はぁ?
切られてもおかしいこと言ったんだろうが!!」

「ただのジョークだろうがー全く…通じないなー。」

「なにそれ。
通じるか!!馬鹿!」

「あっそ。
お前には、可愛げないなー。」

「どーせ、ありませんよ。
んなこと言われんでも、知っとるわ。
てか、なに?
んなこと言うために電話してきたの?」

「あぁー…明日、お前空いてる?」
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