高校生ー揺れる関係ー
おかげで、この居づらいピンクの空気はしばらく消えることもなく、カラオケ大会は終盤に迫っていた。

「カラオケも終盤に差し掛かりましたが、お前らまだいけるかぁー?!」
「おぉー!」
「燃え尽きれるかー!」
「おぉー!」
「カラオケ「「「「最高!」」」
と、やはりカラオケとこのピンクの空気のせいかあの二人以外の皆は、何かが、カラオケと共に崩れて壊れ始めて、LIVE並みの盛り上がりだった。

だからか・・・あたしは、異様に壊れて・・・はじけてた気がする。

もう、あの日以上の壊れっぷりは見れないだろう・・てか、見せたくない!
これは、歩も同意見のようだ。
< 34 / 379 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop