高校生ー揺れる関係ー
「ねぇ?歩夢ちゃん。」
って、私の前に居た女子の片方が話しかけてきた。

(うわ。
めんどくさ。)
って、内心思ったけど、まぁ、一応愛想良く返事をしといた。
「ん?」

そしたら、この人らはほんと馬鹿でクズだと思った。
「お菓子、一個ずつ頂戴?」
と、もう片方が言った。

でも、私は、断わった。
「嫌だ。
もう数少ないし。
(それ以上太ってどうすんだよ・・豚)」
って、内心で付け加えておいた。

そしたら、もう1人の女子が私の目を盗んで、お菓子を取っていた。
それに気付いたと同時に・・

【どぉん!!】
と、出口のドアが勢いよく開いた。
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