【短編】アトリエ
アトリエの窓を開けると
外にいる人達の笑い声と
桜の声が交互に聞こえる

「..はぁ」

何気なく出たため息

俺は窓から目を離して
キャンバスに目を移そうとした

...?

あれ、おかしい
さっきまでこんなものなかった

俺が目をやったキャンバスは
白紙のはずが
小学生が描いたかのような絵が描かれていた
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