BABY BABY
「いた…」
凛が箸を落とし、お腹を押さえる。
「おい、城島!大丈夫か!?」
「…大丈夫、です」
「大丈夫じゃないだろ。家のことは、お父さんの話はもうしなくていいから。お医者さん呼ぶか?」
二度大きく深呼吸をして、落ち着いたかと思ったら、急に泣き出してしまった。
「城島…」
「…先生は、私の体を見てどう思いましたか…気持ち悪いですよね、汚いですよね、こんな体…」
自分の体を隠すようにして布団を被る。涙が布団に垂れて、染みを作っていく。
「そんなこと、無い」
「嘘…だって、目を逸らしたじゃないですか。私を見たとき」
「あれは…」
「…可哀想だ、と思ったんでしょう」
―――確かに、
綺麗だと言える体ではなかった。
傷だらけの肌は赤黒く、顔や手など服を着ている時にも見える青白い肌とは全く別のものに見えた。
可哀想、と
思ってしまった。
――――――でも