年下男子警報!!
「でも、ここ翼くんの家じゃあ.....」
「柊ん家だよ」
僕の言葉を否定しようとする若菜の言葉を最後まで聞かない。
どーして、アイツをかばうの?
ああ、もう若菜は本当に鈍感だ。
「僕は嫌なの」
絶対、他の男の家に行かせたくない。
だから、そのためなら嘘だって簡単につける。
いつものように、自分の容姿を武器にして若菜を見つめる。
大きな瞳を潤ませて、上目使いで、甘く、寂しそうに。
そんな僕を見て、頬を赤らめて口をパクパクする若菜。
フフッ、可愛い。
抱き締めたい。
けど、次の台詞まで我慢。