年下男子警報!!
「フフッ♪かわいーね♪大丈夫だよぉ♪若菜ぁ♪」
怖くて日向に抱きつく私を心底楽しげに見つめる日向。
ああ、天使なのに悪魔!!
ビビってる私を見て楽しんでるよ!!コヤツ!!
「ユーレイっつっても見えねーし、聞こえねーし、大丈夫じゃね?」
「「いや、聞こえてる」」
夏樹の言葉に反応する私と健斗。
私は涙声で、健斗は至って冷静に。
「マッマジで!!?ズリーぞ!!二人とも!!」
「全然ズルくないよっ。てか、もしかして聞こえてるの私と健斗だけ?」
ハイテンションな夏樹にツッコミを入れて全体を見渡す。
まさか、そんな訳ないよね.....?