年下男子警報!!
「.....すみません」
「早くそーしていればよかったんだよ。本当頭悪いね」
せっかく謝っているのになんなのさ、コイツは。
謝る私を無表情に見つめる翼くん。
一言多いんだよ!!
この毒舌!!
ガタンッガタンッ
翼くんは自分の上にある棚を動かして立つ。
で、それに続いて私も立つ。
「っ」
翼くんの表情が一瞬だけ歪む。
だけど、それはほんの一瞬で。
「翼くん?」
そんな翼くんのことを不思議に思って翼くんに声をかける。
まさか、私をかばった時に怪我をしたんじゃ....