年下男子警報!!







「そーそー。それでいいんだよ」





麻野くんは私にしか、聞こえない声で満足そうに囁くと「ほら、ぼーっとしてないで行くよ?」と言って歩き出した。






え?


一緒に行くのですか?





ムカつき+困惑の感情を抱きながらとりあえず、麻野くんの隣を歩く。






「エセ王子」





「生意気なことを言う口は塞いじゃうぞ?」






睨む私に爽やかにさらっと麻野くんが一言。





塞ぐ?









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