年下男子警報!!
チャリンッ
翼くんの首から何かが落ちる。
キラリと輝くそれは....
「.....ネックレス」
粉々の。
シルバーに、ブルーの破片。
このブルーの破片ってさ....
「あーあ。結構お気に入りだったのにな。サファイアのネックレス」
やっぱりサファイアさんですかぁぁぁぁぁぁ!!
自分でも顔が青ざめているのがわかる。
どうしよう。
冷や汗が止まらない。
「ねっ値段は....」
「いいよ、別に。庶民には無理な値段だし」
手汗ベッタベタな私に嫌味満載の笑顔を向ける翼くん。
くーやーしーいー!!
そう、翼くん家は超お金持ち。
翼くん家のお家は本当にバカデカい。