年下男子警報!!










「言えない」









それは余りにも消え入りそうな小さな声。




若菜の声は震えていた。









「面倒だとか思われたくないし、嫌われたくない。日向には私以外にもたくさん女の子がいるし....」










ツーッ










僕の方なんて見向きもしない。




まっすぐ朝霧を見つめたまま涙を流す若菜。



















< 70 / 120 >

この作品をシェア

pagetop