シークレット·レイニー·ディ~隣人と~【TABOO】
お風呂から出た結空は、タオル一枚を巻いただけであがってきた。

「もしかして誘ってるの?結空ちゃん」
「はい。ダメですか?」
「いいよ。君が望むなら」

寝室にいき、南さんと行為をする。
優しい行為に最初は律を思い出していたのに、何時しか南さんを求めていた。

「耕輔」
「え」
「俺の名前。耕輔、呼んで」
「耕輔さん」
「ま、いっか。さん付けでも。いかせるよ」

耕輔さんは私を何度もいかせたけど、最後の一線だけは越えようとはしてこなかった。それは彼なりの優しさだと思う。
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