ライトグリーン・スカイ
変わらずの笑みのまま、凛ちゃん。
すぐに食い付いた栄兄ちゃんは、珍しい物でも見つけて目を輝かせる子供のようだ。
「え?参ったなあ…」
「はい、弟が木葉と変なお兄ちゃん達に会った…と。それが2人の事だなんて」
「変じゃなーいっ!変なのは尋だけだっ!」
「兄さん、それはひどいよ」
無意識なのか、意図的なのかは分からないけれど凛ちゃんが毒の帯びた発言をすれば、
イライラが再燃したらしく、怒鳴る栄兄ちゃん。
これならもう疲れも吹っ飛んだのかな?
尋は苦笑する。まるであの時と同じようにショックを隠すかの如く。
「大丈夫!栄兄ちゃんは変じゃないから」
これが精一杯の私なりのフォローだった。変ではない。ただ少し子供っぽいだけだよ。
「凛子…さん?木葉との水入らずの談話を邪魔してしまってごめんね?」
すぐに食い付いた栄兄ちゃんは、珍しい物でも見つけて目を輝かせる子供のようだ。
「え?参ったなあ…」
「はい、弟が木葉と変なお兄ちゃん達に会った…と。それが2人の事だなんて」
「変じゃなーいっ!変なのは尋だけだっ!」
「兄さん、それはひどいよ」
無意識なのか、意図的なのかは分からないけれど凛ちゃんが毒の帯びた発言をすれば、
イライラが再燃したらしく、怒鳴る栄兄ちゃん。
これならもう疲れも吹っ飛んだのかな?
尋は苦笑する。まるであの時と同じようにショックを隠すかの如く。
「大丈夫!栄兄ちゃんは変じゃないから」
これが精一杯の私なりのフォローだった。変ではない。ただ少し子供っぽいだけだよ。
「凛子…さん?木葉との水入らずの談話を邪魔してしまってごめんね?」