ライトグリーン・スカイ
『件名:
まずは名乗って!
話はそれから。
知られるなんて最悪だ…』
件名なんて打つ暇なんてない。そのままメールを送信した。
返事が来るのを待つ間に、打っている最中に来たメールを読む事に。
それは凛ちゃんからの返事で、私のアドレスと電話番号は2人共知っているそうだ。
アドレスを変えようかと考えたものの、すぐに知れ渡りそうだったからやめた。
返事はする必要はないかな?と考えていると、またメールが届いた。
私がこんなにメールのやり取りをするのは多分珍しい。
アドレスは尋の物だけど、メール本文は2人分兼ねているらしい。
名乗らなかった事に対する謝罪やら何やらで、礼儀正しい文面が続く。
そして最後の一文。
『折角の夏休みだから、沢山思い出作らない?』
まずは名乗って!
話はそれから。
知られるなんて最悪だ…』
件名なんて打つ暇なんてない。そのままメールを送信した。
返事が来るのを待つ間に、打っている最中に来たメールを読む事に。
それは凛ちゃんからの返事で、私のアドレスと電話番号は2人共知っているそうだ。
アドレスを変えようかと考えたものの、すぐに知れ渡りそうだったからやめた。
返事はする必要はないかな?と考えていると、またメールが届いた。
私がこんなにメールのやり取りをするのは多分珍しい。
アドレスは尋の物だけど、メール本文は2人分兼ねているらしい。
名乗らなかった事に対する謝罪やら何やらで、礼儀正しい文面が続く。
そして最後の一文。
『折角の夏休みだから、沢山思い出作らない?』