ライトグリーン・スカイ
窓に軽く頭をつけて寝ていた。とても気持ち良さそうに。何時から?

凛ちゃんも私の視線の先が気になったのか、自分の後ろを見た。

「あれ?何時の間に…朝早かったからかな?」

凛ちゃんも驚いた様子。そっとしておこうと言う事で2人で一致した。

車のラジオから流れる音楽を聞きながら、水族館までの道中を過ごす。

「そういえばどうして水族館なの?」

「遊園地は暑いでしょ?だから涼しげに水族館って事」

ああ、なるほど。確かに遊園地は暑いし混んでいる。

ただ適当に、今1番行きたい場所を言っているだけかと思っていたから、

心の中で凛ちゃんに謝った。

結局、尋は水族館に着くまで寝ていた。

気付かなかったけれど、途中から栄兄ちゃんも寝ていたらしい。

流石?兄弟。
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