芸能人と同居生活!?【完】おまけ追加★
この音楽は間違いない。




あたしは急いで電話に出た。




「はい!もしもし!」




あたしは泣いている事がバレないように明るい口調で言った。




だって、相手はー…




『もしもし?夢七?電話出来なくてごめん』




冬弥君だから。




冬弥君の優しい声であたしの中の悪魔が消えたような気がした。





「どうしたの?何?」




まさか、別れようとかじゃないよね?




でも、あたしの考えと冬弥君の考えている事は違うんだなって次の言葉で思わせてくれた。




『あー、テレビのは気にしないでね?夢七の事だから、絶対にめそめそしてたでしょ?』





はい。



見事正解です(笑)。




冬弥君の言葉一つで、嘘みたいに気持ちが軽くなる。




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