空と海
「別にそんな脅えなくても、もう何もしない………。」
「え………?」
私は、びっくりしながら総司の顔を見る。
「さっきは……ごめん……。永久の事情も考えないで、あんな事をして………。」
「あ…いや、私も約束を…守れなくって……ごめんなさい……。」
お互い、顔を見るのが照れくさくって、下を向いてしまう。
こうゆうとき何を話したらいいんだろう………。
岡田とか高杉さんの時はすんなり言葉が出てくるのに
総司といる時は違う
喉に言葉が詰まる
傷つきたくない
嫌われたくない
そんな思いが募る
握られた腕が熱く、熱く火照る
いつもそう、沖田総司に触れられる部分は熱いのだ