空と海









俺が組長をやっている一番隊の奴らもばてた奴らが何人かいる。





それに、今、巡察をしている奴らも汗をかきまくって、熱中症になりそうな感じだ。






仕方ない…。
「今日はこのぐらいにして引き上げるぞ。」



その瞬間一気に士気があがる隊士達。




おいおい、そんなんでこいつら大丈夫か?


そんな事を思いながら俺は屯所に帰って行くが、見覚えのある後ろ姿を見つけて足を止める。


その後ろ姿はすぐに人混みの中に消えてしまったが確かにあれは永久だった。


「どうしたんですか?沖田組長?」



隊士の一人が俺の行動を不思議に思い声をかけてくる。











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