空と海









熱はあまりなさそうだな………。


そう思うとなんだかホッとする。





「ほら、それ食い終わったら、寝ろよ。」


「えぇー。岡田が看病してくれたからもう、大丈夫だよ?それに、高杉さんに文かかないといけないし……。」



「阿呆。そうやって無理するから風邪なんてひくんだろーが。」



こっちは、永久が倒れて死ぬほど心配したんだ。
また、倒れられたりしたら…と考えると気が気じゃない。


そう思いながら、俺は永久が食べ終わった粥の茶碗を下げに、台所へと急ぐ。








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