空と海
「ふは!ククッ!あー、こんな時でも永久らしいな。」
半泣きの私とは反対に岡田はククッと笑う。
「うぅッ~!!なん…でッ、こんな、時に…笑え゛るのよッ~!!」
ポカポカ泣きながら岡田を叩く私。
それを笑いながら受け止める岡田。
「俺、絶対伝えにくるから。絶対。」
「あ゛だり前ッッ!」
この日、私と岡田は約束した。
大切な事を絶対伝えにくると言った岡田。
それを待っていると言った私。
岡田は絶対帰ってくる。
私はそう信じていた…。