Last Mission



「ぜってぇおかしい!」



「何が?」



「…。」










長く続く一本の廊下を、



一澤、水城、上沢の3人は歩いていた。







唐突とも言える一澤の言葉に、水城はわずかに首を傾げる。



やや2人の後ろを歩いていた上沢は、


片手の本から一瞬だけチラリと視線を上げた。
















「ぜってえおかしいって!」



「だから何が」



「一澤、主語を言え、主語を。」




苛立ち気に眉をしかめる上沢。






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