Last Mission



「…っ」







だが次の瞬間には


一澤は走り出していた。





そしてすぐ近くにいた男へと勢いよくつかみかかる。











「斉藤に何かあったんすか!?」


「うお!?か、海薙!?」







男は慌てながらもすぐに口を開いた。





一澤の後ろへ、水城も上沢も静かに歩み寄り男を見つめる。









「お、お前らも斉藤が気になって来たんだろ?

オレたちもあいつが心配で様子見に来たんだけどさ、

外から呼びかけても斉藤から何の反応もねえんだよ。」






< 413 / 699 >

この作品をシェア

pagetop