Last Mission



「え…」







3人の頭の中を、最悪の事態がよぎる。










「今は部屋にいないとかじゃないんですか?」



「あいつがここ数日部屋から出てないのは、お前らも知ってんだろ」



「…。」






水城は口を閉じる。












「あとさ、オレたちが斉藤を心配してやって来た理由、もう一つあんだけど…」



男は更に口を開いた。








「毎日朝昼晩、各自部屋にメシが運ばれてくんだろ」


「ああ…」






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