Last Mission



-ガッ!!







「畜生…っ、あいつら何やってやがる!!」












いつもは元気で明るく、


どちらかというと温和な一澤が壁に拳を強く打ちつける。










「クソ…!」



「どこへ行くつもりだ、一澤」



「離せよ!!」







急に駆け出そうとした一澤の腕をつかんで制止させたのは



水城だった。







「オレも鍵を探しに行くんだよ!!」






だが、


それでも水城が一澤の腕を離す様子はない。






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