Last Mission



どうやら二階へと続いているらしい。





道理で人の気配がしないわけだったが、これで納得。




おそらく要も清来の連中も、二階のどこかにいるのだろう。







ゆっくりと、なるべく音を立てないように…


階段を上ろうとしたときだった。























「いやああああああああああああ!!」





「…!?」








突如その場に響いた、女の悲鳴。






声は今まさに自分が上ろうとしている…階段の上からだった。













瞬間、私は弾かれたように階段を勢いよく駆け上っていく。







イヤな予感がする…









< 604 / 699 >

この作品をシェア

pagetop