Last Mission



同時に要の指が、私の頬を挟み込み持ち上げる。











「ほんとに……里緒奈なのか……」








両目から…次々と涙があふれ出す。







私は要の手に、そっと自分の手を重ねた。




























ずっと






ある人のために今までもがき続けてきた












その「ある人」が…






今こうして、私の目の前にいる。

















< 663 / 699 >

この作品をシェア

pagetop