俺様総長に胸キュン
さほ side

授業が終わり、放課後になった。
みんな帰っていくなか私とみくは、教室に残っていた。
「みく、帰っていいよ。」
「いいの?」
「うん、一人で待てるよ。しかも、今日みく、塾でしょ。」
「うん。じゃまた明日ね!」
「うん。バイバイ。」


みくは、帰り一人で待っていると、
ガラガラ、教室のドアが開いた。

「さほ、ごめん。待ったか?」
「少し、でも大丈夫です。」
「ホントごめん。じゃ行こう」
「はい。」

ともや先輩のあとを追って歩いていると、
「乗って。」
「えっ、あ、はい。ところでどこに行くんですか?」
「内緒、着いてからのお楽しみ。しっかり捕まっとけよ。」
「はい。」
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