その指に触れて
「で、万梨子は実際どう思うの?」
「んー?」
「変態かどうかは別として、こんなきもいメールどう思ったの?」
瞳が首を傾げる。
「いやあ、あたしだってこれはちょっと引くでしょー」
「そりゃあね。これで引かなかったら、かなりの異常ね」
「睦実、あたしちゃんと正常だからね。でも、あたしに送られてきたのはたぶんわざとじゃないんだし、ちゃんと間違ってるって送ってあげた方がいいのかなって」
「え、返信しちゃうの?」
「やめといた方がいいよ。けっこうこういうのってめんどくさくなるよ」
「そうそう。もし送り主がおじさんだったらどうするの? 路地に連れてかれてやられて終わるよ」
「汐香、あんたの頭はやることしか頭にないの?」
あたしよりも汐香のほうが変態な気がする……。
「んー?」
「変態かどうかは別として、こんなきもいメールどう思ったの?」
瞳が首を傾げる。
「いやあ、あたしだってこれはちょっと引くでしょー」
「そりゃあね。これで引かなかったら、かなりの異常ね」
「睦実、あたしちゃんと正常だからね。でも、あたしに送られてきたのはたぶんわざとじゃないんだし、ちゃんと間違ってるって送ってあげた方がいいのかなって」
「え、返信しちゃうの?」
「やめといた方がいいよ。けっこうこういうのってめんどくさくなるよ」
「そうそう。もし送り主がおじさんだったらどうするの? 路地に連れてかれてやられて終わるよ」
「汐香、あんたの頭はやることしか頭にないの?」
あたしよりも汐香のほうが変態な気がする……。